高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「いつものカフェで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:00:31.14 ID:9pxaDD8P0
加蓮「名前は思いつかなかったけど、そういう感じの。要は、藍子ちゃんをたくさん知ってもらおうとか、そういう行動を心がける――心がけるって言ったらカタいね。藍子には、少しだけそうしてもらおうっていう計画」
藍子「なるほど〜……。加蓮ちゃん、私はどうしたらいいですか?」
加蓮「それを昨日、移動時間中とか帰ってからとかにちょっとずつ考えてきたんだけど……」
以下略
AAS
14
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:01:01.45 ID:9pxaDD8P0
藍子「あはは……。店員さんが、珍しい顔をして見ていますよ」
加蓮「……珍しいって、何が?」
藍子「たぶん、加蓮ちゃんがぐんにゃりとなっていることがじゃないでしょうか。ですよね、店員さんっ」
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:01:32.02 ID:9pxaDD8P0
加蓮「藍子だって常時誰かを誘惑してるようなものじゃん」
藍子「私、そんなにいやらしい子じゃありませんっ!」
加蓮「やらしんだー。目を離せなくさせることだけが誘惑じゃないんだよ? それこぞ杏ちゃんみたいに、だらけさせたり休憩させるのも誘惑の1つ。なのに藍子ってば……ねぇ?」
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:02:02.33 ID:9pxaDD8P0
加蓮「あははっ。コーヒー、いただきます♪ ……んっ。香りも味もいつも通り。シックな大人って感じだね。ほら、藍子も飲みなさいよ。飲んで、いつもの自分を取り戻そ?」
藍子「……」ズズ
藍子「……ふうっ♪ すぅ〜、はぁ〜……。よしっ。これでもう、加蓮ちゃんの……ゆうわく? には、負けませんから!」
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AAS
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:02:31.73 ID:9pxaDD8P0
□ ■ □ ■ □
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AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:03:01.35 ID:9pxaDD8P0
加蓮「と言っても、こういうのってたぶん藍子の方が得意だと思うの」
藍子「私の方が……」
加蓮「誰でも知っていそうなこと、当たり前になったこと。それを改めて探して、みんなに教えてあげる。藍子ちゃんを知らないって子にも分かるようにね」
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:03:31.29 ID:9pxaDD8P0
加蓮「……好き勝手に喋ったら数週間くらい経ちそうだから、何を喋るのか決めて喋りなさいよ?」
藍子「……だめですか?」
加蓮「アンタ、日記コラムを書いて以降"長い尺を取ってもいい"ってことに甘えてない?」
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:04:02.43 ID:9pxaDD8P0
藍子「いろんなお話をしちゃって、いろんな方向へ脱線してしまって、つい、長くなってしまうこともあるんですけれど……2人とも、楽しかったって言ってくれます♪」
藍子「あっ、でも未央ちゃんからはよく、もっと短くしなさい! って怒られちゃうっけ」
藍子「難しいなあ……。短くまとめたら、伝えられることがぜんぶ伝えられなくなっちゃうかも。お散歩の時に出会ったすてきな方のことも、ちゃんと紹介してあげたいし――」
以下略
AAS
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:04:32.49 ID:9pxaDD8P0
加蓮「……そっか。藍子って、よく考えてみたら話せることがホントにたくさんあるんだ」
藍子「そうでしょうか。……そうかもっ。いつもフリートークの時も、お話する内容を悩んでしまいますからっ」
加蓮「ふふ。嬉しい悩み?」
以下略
AAS
22
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:05:05.06 ID:9pxaDD8P0
加蓮「話せることがたくさんあることを。それだけ、世界が広いっていうことを、今更――」
藍子「……、」
加蓮「ううん。"今更考えること"を、大事にしようって話だったよね」
以下略
AAS
23
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/09/20(日) 19:05:31.64 ID:9pxaDD8P0
藍子「あっ。ということは、加蓮ちゃんも同じですね♪ 私にとって加蓮ちゃんは、いっぱいの時間をかけても、たくさんお話して、たくさん楽しい時間を過ごせる相手ですからっ」
加蓮「それは藍子がそうだからだよ? ……なーんか藍子、私以外でも良さそうみたいですし?」
藍子「……?」
以下略
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