42:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:12:42.01 ID:66ORp3Ez0
勇者「ええ、少し負傷はしていますけど。」
役人「いえ、構いませんよ。どうせなら処分しておいて欲しかったくらいですから。」
勇者「何ですって?」
役人「だってそうでしょう?野蛮で、残虐で、無能で、怠惰で、人を陥れることしか考えていないケダモノたちです。そこの魔法使いの教育もうまくいってないようでしたし、彼女の魔翌力の暴走で全滅するものだと思っていましたよ。」
役人は心底どうでも良さそうに言い放った。
勇者「そうですか。でも彼らは全員生きています。このことが明るみに出れば、彼らは主導者としてあなたの名前を出すでしょうね。彼女にどんな罪を着せた所で、あそこで行われていたことを正当化することはできないんじゃないですか。」
役人「あなたの言う通りです。甘んじて罰を受け入れましょう。何か月牢獄で過ごすことになるか分かりませんがね。」
戦士「ああ?何か月だと?」
戦士が声を荒げて言った。
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