34:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:04:21.52 ID:66ORp3Ez0
勇者「そうだよな・・・仕方ない、正式に被害を訴えよう。この件にどのくらい上の人間が関わってるのか分からないけど、あんな事を国が容認しているとは思えないし、ちゃんと話せば何とかなるよ、多分」。
戦士「もし、上手くいかなかったら?」
勇者「その時は二人で何とか切り抜けよう。」
戦士「はいはい。まあ何とかなるだろ。」
魔法使い「どうしたの?」
魔法使いが不安そうに尋ねてくる。
『分かった。君も連れていく』
魔法使い「ありがとう。」
彼女はそう言ってにっこりと笑った。あんな目に合ったのだから、立ち直るのにはある程度の時間がかかるだろうと思っていたが、早くも笑顔を浮かべられるようになった彼女を見て僕は暢気に安心していた。
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