33:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:03:11.85 ID:66ORp3Ez0
『もう少し準備をしたら、君に呪いをかけた人に会ってくるよ。』
魔法使い「私も連れて行って。絶対足手まといにはならないから。お願い。」
戦士「おいおい、そりゃ無茶だろ。」
勇者「そうだね、さすがに・・・」
魔法使い「お願い、一人にしないで。」
『大丈夫だよ。君の友達の所に』
魔法使い「嫌!私を売った人の所なんて、行けるわけないじゃない!」
そうだった。魔法使いを助けてくれと頼んだのも彼女だが、政府に脅されて彼女に薬を飲ませ、兵士に引き渡したのも彼女だ。
勇者「彼女を連れて城に潜入できると思う?」
戦士「俺に聞くなよ。まあ殺してもいいってんなら、城を制圧する方法もとれなくはないけどな。これからの旅はやりづらくなるだろうよ。」
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