【安価・コンマ】ファンタジーな異世界に異物が紛れ込むお話
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◆7m3grp2dM2
[saga]
2020/09/23(水) 23:48:06.62 ID:U+Q+rPvTo
>>241
採用
※自由安価のつもりでした。分かりづらくてごめんね!次からは気をつけます!!
血の匂いが鼻を衝く。
長らく忘れていた死の匂いが、目と鼻の先に無造作に転がっている。
混乱を覚えながらも、何より優先すべきことを思い出す。
エルクラッド「失礼します!」
お嬢様の体を抱きかかえ、人波に逆らわずその場を離れる。
何があったのかは分からんが、危険であるという事だけははっきりと理解できる。
相手が魔法使いかどうかすら分からないが、お嬢様の安全の確保が何よりも優先されると考えた。
口々に悲鳴を上げる人波に呑まれるように動きながら、何とかその波から抜け出し路地裏へと出ることに成功した。
人周りに人はいない。路地裏の先の大戸通りからはまだ騒ぎが続いていることが確認できる。
エルクラッド「怪我はありませんか?」
アイリス「う、うん。あ、あの…あれって……」
エルクラッド「心当たりがあるのですか?もしや、お知り合いだとか」
アイリス「そ、そうじゃなくて…えと、あのお姉ちゃんに調べろって言われてた事件の…犯人……かも」
エルクラッド「なるほど、アレがお嬢様の仰っていた音」
アイリス「う、うん。でも、聞いたのは初めて。む、胸がまだバクバクしてる」
とはいえ、衝撃的な現場に遭遇した割にはお嬢様はパニックにはなっていない様子だった。
お嬢様のみの安全を最優先にしたおかげかもしれない。
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