133: ◆vmfmKqFvN2[saga]
2020/09/16(水) 23:06:37.98 ID:daT+a4EN0
マリア「なぁに? 騒がしい」
グスタフ「騒がしいじゃないだろう。いつまで籠ってるつもりだ」
マリア「え? あら、もうこんな時間? 久しぶりに時間感覚を忘れちゃった」
タリア「マリア母さん、ちゃんとご飯食べて」
マリア「そうね。でも待って。……グスタフ、大事な話があるの。来て」
グスタフ「今はそんな場合じゃ」
マリア「時間が惜しいの。早く」
グスタフ「タリアには聞かせないのか? タリア関連の話だろう」
マリア「時間が惜しい今じゃ二人に説明した方が早いか。可愛いタリアもおいで」
タリア「うん、分かった」
地下室へと再び入ったけど、昨日とはまるで部屋の内装が違った。
大きな机に見慣れない機械がいくつもあって本が床に散らばっている。
マリア「今は認識阻害の魔法をかけてないの。これが本来の部屋よ」
グスタフ「そんなのはどうでもいい。話ってなんだ」
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