969:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 12:31:43.50 ID:CUQQsgj40
『精霊の像の安置所』
商人「前に来た時と変わって無い…」
魔女「いや…花が添えてある」
女海賊「やっぱ精霊を確認しに来てんだ…本当バカだなぁあのおっさん」
魔女「愛じゃな…純粋な愛じゃ」
女海賊「これさ…魔女の師匠の墓にも来てたって事だよね」
魔女「うむ…かつての仲間を弔いに来たのじゃな…」
女海賊「…それでサキュバスと戦ってたのか」
剣士「見て…焚火の跡だ」
商人「ここで一晩過ごしたんだろうね」
女海賊「あぁなんか想像すると心が痛いな…精霊が生き返って無いと知って落胆したよね…」
剣士「その焚火の跡か…」
商人「ここに座ったのか」スッ
魔女「1700年愛した人の亡骸と一晩過ごして何を想ったろうのぅ…」
商人「…」
女海賊「…」ポロリ
商人「諸行無常…夢の中に消えて行った過去」
---僕たちの生き方は全部夢の中に消えて行く---
---それが夢幻だ---
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