勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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956:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 12:22:13.01 ID:CUQQsgj40
『1時間後』


ゴゴゴゴ メラメラ


魔女「地獄じゃな…生きて居るのはわらわ達を入れて数名じゃ」

剣士「こっちもダメだ…損傷が大きすぎて回復魔法が意味ない」

魔女「女海賊の気は確かかえ?」

女海賊「ぁぅぁぅ…ホムちゃん…」

剣士「放心状態だけど体は無事だよ」

魔女「修行で精神を鍛えて居らぬ故仕方の無い事じゃ…しかし…」

剣士「隕石は止んだね…」

魔女「これほどの隕石を落とせるのは師匠しか居らぬ…師匠の亡骸が無うなったと気付いた時にこうなる事を予測せねばイカンかった」

剣士「歴史の塗り替えか」

魔女「強引にひっくり返して来おったのぅ」

剣士「まだ間に合うんじゃない?僕たちも過去へ戻って…」

魔女「そうじゃな…それしか無い様じゃ」

女海賊「ヤルよ…」スック

剣士「女海賊…」

女海賊「ホムちゃんを返してもらう…」

魔女「次元が崩壊するリスクが有るのじゃが…主らは自我を保てるか?」

女海賊「ヤルったらヤル!!」

魔女「では…行くとするか…わらわに付いて参れ」ノソノソ



『追憶の森』


メラメラ パチパチ


剣士「こんな所まで爆風が…」

魔女「地形が完全に変わって居る…わらわの塔まで迷ってしまうのぅ」

女海賊「…案内して」カサカサ

魔女「ほう?クモに案内させる気か…良い案じゃ」

女海賊「こっち…」

剣士「後ろ見て…シン・リーンの火が激しくなってる」

魔女「隕石はしばらく熱を持って周辺を焼き尽くすのじゃ…業火に焼かれすべて灰になるじゃろう」

剣士「僕たちは奇跡的に助かったみたいだね」

魔女「うむ…直ぐに回復魔法出来たのが良かったな」

剣士「魔女も怪我を…」

魔女「エンチャントされた角を持っとるで気にせんで良い」

女海賊「右手が動かしにくいんだけどさ…これ治る?」ニギニギ

魔女「角を常に持っておれ…直に良ぉなる」

剣士「ここだ!あと一歩で狭間に入る」


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