947:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 12:16:15.02 ID:CUQQsgj40
『女王の間』
盗賊「うっは…なんだこの警備は…近衛が全員詰めてるんか」
商人「魔女居ないね?」
吟遊詩人「私達はここに並んで待てとの事だよ」
側近「女王様は奥で調印式の最中だ…終わり次第祝賀会に来られる」
商人「調印式?」
女戦士「魔術院の大政奉還の調印でしょう…立ち合いは元老の執政でしょうね」
盗賊「なんか堅っ苦しいな…王族はこんな式ばっかやってんだろうな」
執政「調印の式が終わりました…女王の祝辞がありますので皆々を招集してください」
衛兵「はっ!!直ちに…」
『数分後』
ゾロゾロ ゾロゾロ
調印が済んだのであればもう良かろう
祝辞があると言うのだ聞くしかあるまい
これで元老院にたてつく者は…
ガチャン ドスン
商人「扉にカンヌキ?…」
盗賊「何か始まるぞ?剣士…気を抜くなよ?」
剣士「分かってる…」
執政「女王様と国王様がお入りになられます…」
ノソノソ ノソノソ
執政「…」チラリ
女王「…」ギロ
執政「では…祝辞を頂きたく…」
女王「皆の者…膝を着けよ」
ザワザワ ザワザワ
女王「図が高い…頭を垂れて蹲え…女王の御前と知っての狼藉か?」
ザワザワ ザワザワ
女王「さて…めでたく魔術院の大政奉還は終えたのじゃが…祝辞の前に来賓を紹介する」
執政「来賓?聞いて居りませんぞ?」
女王「勇者一行…ここに参れ」
ザワザワ ザワザワ
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