勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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945:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 12:15:13.97 ID:CUQQsgj40
『城門』


門番「止まられーい!!招待状の無きものは通す訳に行かぬ」

吟遊詩人「女王様より招待状を預かっております…これです」パサ

門番「ふむ…女王様お気に入りの吟遊詩人一行か」

吟遊詩人「左様で御座います」

門番「一人づつ紹介状がある筈だが?」

商人「持ってるよ!!…これさ」パサ

門番「ふむふむ…王家の印があるな…間違いなさそうだ」

吟遊詩人「入城してもよろしいでしょうか?」

門番「紹介状によると帯刀も許可されて居るな…お前たちは貴族扱いなのか?」

商人「まぁそういう所かな?」

門番「ふむ…これは失礼…祝賀会はあと1時間後故それまでに城内へ入られよ」

吟遊詩人「ありがとうございます」

門番「門を開けーーーい!!」


ガラガラガラ ガチャーン


門番「ささ…どうそ」

吟遊詩人「さぁ行きましょう!正面です」




『城前』


ワイワイ


盗賊「おぉ!豪華な食事が用意されてんじゃねぇか…これ食って良いのか?」

女戦士「構いませんよ?」

女海賊「ちょちょちょ…まだ仕事終わって無いんだから大人しくして」

盗賊「ちっとぐらい良いだろ…剣士!食え!」モグ

情報屋「ここに居る人たちは元老達の妻子?」

女戦士「そうです」

商人「みんな身なりが貴族みたいだ…」

女戦士「お恥ずかしい限り…私腹を肥やす者の集まりですね」

吟遊詩人「貴族には私の演奏は不評なのですよ…」

女海賊「そんなん気にしなくて良いよ」

盗賊「みんなお抱えの従士付けて来てんだな」

商人「一応何かの警戒はしてるんだろうね」

吟遊詩人「私は女王様の側近に挨拶をしてこようと思いますが…皆さんはどうされますか?」

女海賊「一緒が良さそう」

吟遊詩人「では祝賀会まで少し早いですが中に入っておきましょう」


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