942:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 12:13:41.09 ID:CUQQsgj40
吟遊詩人「そうです明後日の夜ですね…ご一緒に来る様にと伝言を預かりました…あなた達はどういう関係なのですか?」
女海賊「まぁ色々在ってね…」
吟遊詩人「それからあそこに座っていらっしゃる大柄な女性…」
女海賊「あぁ…私のお姉ぇ」
吟遊詩人「そうだったのですか…城で働かないかとか訳の分からない妄言を…」
女海賊「ぶっ…まぁまぁいろいろあんのよ…でも良かったじゃん気に入られて」
吟遊詩人「はぁ…」
盗賊「思ったより早く事が進みそうだな?」
女海賊「剣士どうすっかな?」
情報屋「祝賀会に呼ばれて放って置く訳に行かないでしょう?」
女海賊「だよね?ちっと迎えに行って来る」
盗賊「お前一人でか?夜はウェアウフル出て危ねぇぞ?」
情報屋「あなたが付いて行ったら?」
女海賊「大丈夫!私クモ持ってるからさ…動物近づいて来ないよ」
盗賊「なぬ?」
女海賊「こないだもウェアウルフ襲って来なかったじゃん?クモ持ってるからだって」
盗賊「マジか…」
女海賊「ほんじゃちっと言って来る!すぐ戻るから」ピュー
商人「あぁぁ行っちゃた…即断即行動」
盗賊「本当落ち着き無ぇ女だ…まぁ俺らは飲むぞ!」
『魔女の塔』
ピョン クルクル シュタッ
剣士「はぁ!!」スン スン スン
影「はぁはぁ…」ピョン ズザザ
剣士「…」---見える---
影「ふっ!!」スン スン
剣士「…」ヒラリ スパー
影「…」シュゥゥゥゥ
剣士「くあはぁぁぁ…」ポタポタ
剣士「傷口が溶ける…回復魔法!」ボワー
剣士「くぅぅぅやればやる程自分が傷付く…」
タッタッタ
女海賊「剣士!!ああああああ…あんた血だらけじゃん!!」
剣士「君か…」グタリ
女海賊「なんでこんなんなってんの…エリクサー飲んで!!」
剣士「ありがとう…」ゴクリ
女海賊「これ修行?」
剣士「自分に勝てる様になったら自分に傷が付くんだ」
女海賊「こんなんやってたらその内死んじゃうよ」
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