勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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924:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 12:03:11.55 ID:CUQQsgj40
『女王の間』


執政「女王様に目通りをという者を連れて来た」

近衛「この者は!!」

執政「お前は知って居るのか?」

近衛「知って居るも何も姫と行動を共にしていた者に似ている」

執政「それは都合が良い…情報を聞き出せそうだ」

近衛「女王様は休息中なのだが…」

執政「ここで待たせておくから連れて来なさい」

近衛「他の側近が何と言うか…」


女海賊「もう早くしてよ!!この手枷も痛いんだけど…」


側近「女王様…どちらへ行くのですか?」

女王「声がすると思えば…どなたか面会ですね?」

執政「丁度良い所に来られました…ドワーフ国の王女が特使として女王様に面会に参ったのです」

女王「顔を上げなさい」

女戦士「お久しゅう御座います…どうかお話を」

女海賊「女王様!手枷外して欲しいんだけど」

女王「さて?どのような要件で参られたのですか?」

女戦士「まずは人払いを願いたく…」

女王「それは出来ません…あなた達は私の知るドワーフ国の王女ではありませんので」

女海賊「ちょちょ…この顔覚えて無いの?」

女王「王の前です…無礼な物言いは許しませんよ」

女海賊「え?…」

女戦士「さては誰ぞ女王を幻惑しておるな!」スック

近衛「おい!!動くな!!」

側近「無礼者!!女王の御前である!!頭を下げよ」

女戦士「ぐぬぬ…」

女海賊「これやっぱヤバイよね?」

女王「執政がこの者達を連れて来たのですね?元老達に顔を見せたのですか?」

執政「はぁ…しかしこの者達が言うには女王様と面識が有ると…」

女王「余計な混乱を生んでしまいますね…この者達を密偵の容疑で牢へ入れなさい…禁固1年とします」

女海賊「えええええええええ!!ちょちょちょ…マジ?」

女戦士「なんという事か…」

執政「うむぅぅ…」ジロリ

近衛「衛兵!!この者達を捕らえよ!!」

女王「牢は城の地下牢にしなさい…後ほど余罪の追及をさせ魔術師に自白させます」

近衛「ハッ!!」

女海賊「痛いって!!引っ張んなゴラ!!」

衛兵「大人しくしろぉ!!」


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