勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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910:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 11:55:57.57 ID:CUQQsgj40
商人「その抗争を生んでいるのが黒の同胞団…」

女戦士「逆かも分からん…抗争の結果暗躍する黒の同胞団が生まれたのやも知れぬ」



恐らくこうじゃな…理由は分からぬが行方不明になった魔術院長は黒の同胞団に居るのは間違いなさそうじゃ

魔王や古の悪魔復活を目論む時の王に手を貸す形で暗躍して居ったのじゃ

その過程で魔術師の力が必要になり魔女狩りを行った…捕らえる為じゃのぅ

中にはリッチになる事を望み…変異魔法で貴族や衛兵に姿を替えておったのじゃろう

そうやって黒の同胞団が力を付けやがて時の王は不要になり今のような状況じゃ



女戦士「わらわはこの様な国の闇の部分から遠ざけられぬくぬくと師匠の下で修行をしておった」

商人「それは魔女の責任じゃない」

女戦士「知ってしもうたからには向き合わねばならぬ…わらわは王族じゃ」

商人「王…か…」



『飛空艇』


シュゴーーーーーー


盗賊「おい!お前のクモ増えてんじゃねぇか!!」

女海賊「あぁぁぁダメダメ!!クモの巣壊したらダメ!!」

盗賊「ここは俺の寝床だぞ?クモの巣なんかどうすんのよ?」

女海賊「研究するに決まってんじゃん!!あっち行ってシッシ!!」

商人「ハハ盗賊の寝床はやっぱり荷室だね」

盗賊「寒みーんだあそこは」

商人「書物読むなら荷室が良いけどね」

盗賊「それで剣士は魔術書なんか見てんのか?あいつ文字読めねぇだろ」

商人「挿絵を見るだけでもなにか勉強になるんじゃないの?」

女戦士「文字が読めんのでは高位魔法は無理じゃろうな」

商人「高位魔法って詠唱が長いやつ?」

女戦士「大体そうじゃ」

盗賊「なんでまた魔術書になんか興味持ったんだ?」

女戦士「魔法を使うリッチに勝てんからじゃろう」

盗賊「まぁ強すぎだなリッチは…近接も強えぇわおまけに魔法まで使うんじゃな」

女戦士「うむ…わらわでも無理じゃ」

商人「今の所だまし討ちしか無いんだ」

女戦士「そういつも上手く行く訳では無いしのぅ…今までは運よく倒せたと思って良い」

商人「女海賊の爆弾は?」

女戦士「倒せるかも知れんが周りへの被害が大きすぎでは無いか?」

盗賊「ヌハハ間違いねぇ…リッチ一体倒すのに城が吹っ飛ぶ」

女戦士「やはり剣士に魔術の修行をさせるのが早かろうて」



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