908:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 11:54:50.34 ID:CUQQsgj40
カチャリ
剣士「…」---鍵を持って居るのか---
衛兵1「2人倒れている…」ヒソ
衛兵2「他の者は屋根裏か?」ヒソ
衛兵1「宿屋のおかみからの情報道理だ」ヒソ
剣士「…」---ホムンクルスを気に入った振りだったのか---
衛兵1「お前は屋根裏に上がれ」ヒソ
女戦士「今じゃ!!」ダダ
衛兵1「何!!自爆魔法!」スゥ
衛兵2「自爆魔法!」スゥ
衛兵1「マズイ罠だ!!」
スパ スパ スパ スパ ボトン
衛兵1「ぐっぅ回復魔法!」スゥ
衛兵2「足が…無い」ドタリ
スパ スパ スパ スパ ボトン
女戦士「待て剣士!!こ奴らはもう手足が無い…何も出来ぬ」
衛兵1「ぐぅぅ謀られた…貴様らは何者だ」
女戦士「それはこちらの台詞じゃ…回復魔法が出来んでは只のダルマじゃのぅ」
衛兵1「その言葉…まさかシン・リーンの魔女」
女戦士「うぬら…魔術師の掟を破った報いはどうなるか知って居ろう」
衛兵2「体が…体が溶けていく…」
女戦士「何故リッチなぞになり居った?魔術院長が暗躍しておるか?」
衛兵1「グッフッフ気付くのが遅い…遅すぎる」
女戦士「何じゃと?」
衛兵1「どれほどの魔術師が王女へ助けを乞おうとしていたか知るまい…魔術院長は悪魔に魂を売ったのだ」
女戦士「うぬらも魂を売ったのじゃな?」
衛兵1「売らされたと言った方が正しいか…魔女狩りと称し仲間を次々と悪魔の餌にしていくのを止めるためだ」
女戦士「うぬらの行いがどれほどの人の命を奪って居るのか理解しておるのじゃろうな?」
衛兵1「笑止!それを一番理解していないのは王族だろうに!!」
女戦士「むぅぅ関係する元老の名を申せ」
衛兵1「それを知ってどうする?皆殺しか?やっている事は黒の同胞団と変わらんでは無いか」
女戦士「ほう?やはりその名が出る様じゃな…奴らが錬金術で何を生もうとして居るのか知らんとは言わせぬぞ?」
衛兵1「ぐぅぅ…」
女戦士「古の悪魔を復活させるのをわらわは止めさせるだけじゃ…どちらに義があると思うておる」
衛兵1「今となってはどちらも犠牲が多すぎる」
女戦士「否!義がどちらに有るか問うておる…魔術師の教えはうぬらも知って居ろう?」
衛兵1「うぐぐぐ…殺してくれ」
女戦士「それで良い…それが魔術師の選ぶ道じゃ…掟を破るとはそういう事じゃ」
スパ スパ スパ スパ
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