勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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871:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 11:33:43.79 ID:CUQQsgj40
盗賊「暗くなって来たからそろそろ上がっとか無ぇと獣出んぞ」

女海賊「剣士!魔女!?飛空艇に入って…行くよ」

剣士「あぁごめん今行くよ」スタスタ

女戦士「良い運動じゃった…この体はよう動くから気持ちがええわい」

女海賊「剣士!残りの荷を入れて!!」

剣士「うん…よっこら…これは矢とボルトだね」

商人「安い物を手当たり次第に買っちゃったから」

情報屋「セントラルに物資が無いのは近隣に疎開したからだったのね」



”ハジ・マリ聖堂の魔術院が抵抗して占拠に時間が掛かりそうだ”

”兵団がセントラルに戻るのはもう少し待て”

”あのモウロクを上手く使ってなんとか収めろ…以上”



女海賊「ちょ…これ!!リッチが持ってた貝殻…」

女戦士「どういう事じゃ?セントラルの兵団がハジ・マリ聖堂に行って居るのか?…」

盗賊「こりゃどっかに行ってたセントラルの船団はシン・リーンに行ってんじゃ無ぇか?」

女戦士「戦う理由が無いでは無いか…国が接して居らんのじゃぞ?」

商人「シン・リーンとセントラルは元々戦争状態だよね?」

女戦士「ううむ…わらわがセントラル国王に密書を渡したのが黒の同胞団にバレてしもうたかのぅ…」

商人「その可能性もありそうだね…あと前にこの飛空艇でシン・リーンの船団を追い返した事もあるんだ…死傷者ゼロで」

女海賊「海賊がシン・リーンの港町まで牽引したってパパが言ってた」

商人「だったらドワーフの国と繋がってる様にも見えてしまってるかもね」

女戦士「魔術院を落としたところでセントラルには何の利も無いと思うが…」

商人「セントラルじゃなくて貴族とか黒の同胞団の利益だろうね…何かありそう?」

情報屋「発掘された遺跡の遺物…ほら?聖剣エクスカリバーとか光の石とかいろいろ有ったでしょう?」

女戦士「ユニークアイテムを奪われまいと母上が抵抗しておるのじゃな?」

商人「流れ的にそんな感じだね」

女戦士「これは先にハジ・マリ聖堂に向かわねばならんな」

商人「魔女があんまり動いちゃうと相手に勘繰られる気がするなぁ」

女戦士「ホムンクルスや…森の東…ハジ・マリ聖堂付近は雪が積もっておりそうか?」

ホムンクルス「森の東側は山がありませんので豪雪地帯にはなりにくい様です…北の方へ行けば雪が降っているでしょう」

女戦士「アラクネーじゃな…アラクネーを起こして戦わせるのじゃ」

女海賊「お!?私ちっこいクモ持ってるよ…ホラ」モソモソ

女戦士「言う事聞くのであればそのクモにお願いしてみるのも手じゃな…無理やり起こすと怒らせてしまうで」

女海賊「やってみるよ」


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