857:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/06(金) 00:02:05.83 ID:xG8gRnQS0
『居室』
ガチャリ バタン
女海賊「お姉ぇ…未来はもう寝た?」
女戦士「フフ未来は剣士にそっくりだな?」
子供「…」スヤ
女海賊「お姉ぇに彗星の剣を預けに来た…」ゴトリ
女戦士「良いのか?」
女海賊「私やっぱあんま使わないんだ…背負える様になってるから何かあったら未来に使わせてみて」
女戦士「分かった…研ぎは私が…」ゴクリ
女海賊「無駄に研がないで大事に使って」
女戦士「分かっている」
女海賊「未来は昔の剣士みたいな剣の使い方するんだ…私じゃ無理だから稽古付けてあげて」
女戦士「そうだな…船旅は暇を持て余す…しっかり訓練してやる」
女海賊「未来は私から離れるの初めてだから少し心配…」
女戦士「自分の荷物をまとめて私の居室にもう来ているのだ…自分なりに役立とうとしているのだぞ?賢いでは無いか」
女海賊「フフそっか…」
女戦士「お前は知らんかも知れんが…隠れて回復魔法の練習をしているのだぞ?」
女海賊「未来が?」
女戦士「魔女に教えてもらった様だ…貴重な回復要員としても働いて貰うつもりだ」
女海賊「もう一人前か…」
女戦士「うむ…まぁ危険な所に行く訳では無いから心配しなくても良い」
女海賊「うん…どっちかっていうとお姉ぇの変態が移るのが心配」
女戦士「…」スラーン ピカー
女海賊「ちょちょちょ…口が滑った」
女戦士「フン!見れば見るほど美しい刀だ…」
女海賊「あ!そういえばその刀で切られた切り口は溶けるみたいだから注意して…自分の体切らない様にね」
女戦士「ほう?そのような効果もあるのか…」
女海賊「伝説の剣にふさわしいっしょ?フフ」
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