825:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/05(木) 23:43:58.75 ID:UulvHEXE0
『居室』
カクカク シカジカ
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女海賊「…て事はその時の王ってのがすべての黒幕なんだね?」
アサシン「そうとも言い切れん…実動しているのはその下に居る黒の同胞団だ…時の王は背後に座っているだけだな」
魔女「恐らくじゃがリリスの子宮を封じた壺は祖奴らの誰かが持って居ると思うのじゃ」
女海賊「魔女はあん時からずっと魔王の影を追ってんだ…ふーん見直した」
魔女「剣士を魔王に捧げる様な事をしてしもうてわらわは反省して居る…本真に済まなんだ」
女海賊「もう隠してる事無い?」
魔女「思い当たる事はすべて話したつもりじゃ…信じておくれ」
アサシン「目下…時の王の下に居る魔術師が歴史の改ざんを行っていると知った以上生かしては置けない」
商人「そうだね…この状況を覆されかねない」
女海賊「それで今の状況を5日以上保持したい訳ね」
魔女「わらわの魔力で5日が限界じゃ…もしかするとそれより短くて済むかも知れん」
女海賊「逆に5日もあったら逃げられちゃうね」
魔女「時の王は魔結界からはよほどの事が無い限り出ん気がするが?」
女海賊「なんで?」
魔女「勘じゃな…量子転移魔法で奪われる事を避けて居る様に見える」
アサシン「私は時の王に一太刀入れたのだがな…切ったその瞬間から傷が再生するのを見た…恐らく不死身だ」
魔女「リリスの生き血を飲んで魔人となって居るからのぅ…量子転移で奪わぬ限り無敵じゃろうて」
女海賊「んんん…どうすっかな」
剣士「魔術師だけ狙えば良いんだね?」
女海賊「あんた又危ない所に飛び込むつもりなの?」
剣士「僕はその時の王に会ってみたい…時の王を抑えれば魔術師の始末は任せて良いよね?」
アサシン「時の王の屋敷にはラットマンリーダーも居るのだ…そちらも抑える必要がある」
盗賊「それはアサシンと俺でなんとかなるんじゃ無ぇか?」
アサシン「その間に魔術師に逃げられるのでは無いか?」
盗賊「んむ…人選が重要だな」
女戦士「アサシンに変わって私に行かせろ…ラットマンリーダーは私一人で引き受ける」
女海賊「お姉ぇ…」
女戦士「私の新しい武器も試したかった所なのだ…アサシンはハイディングも出来まい?」
女海賊「分かったこうする…ハイディング出来る人だけの構成で私とお姉ぇ…剣士と盗賊の4人」
女海賊「お姉ぇがラットマンリーダーを引き受けて剣士が時の王を抑える…その間に盗賊が魔術師やって」
アサシン「確実に行けるか?」
女海賊「そんなんやってみないと分かんない…ただ何かあった時の逃げ道は私が用意する」
アサシン「ふむ…お前が行くのはそういう事か」
女海賊「お姉ぇは早く刀の研ぎやってよ…それ出来た後に作戦実行する」
女戦士「では明日の昼までに仕上げてやる…作戦は明日の夜…どうだ?」
女海賊「おっけ」
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