勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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813:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/05(木) 23:37:17.98 ID:UulvHEXE0
『数時間後』


フワフワ ドッスン


魔女「アサシンが帰ってきた様じゃな?」

女戦士「これからどうするのか聞きたい所だ」

魔女「アサシン…国王と女王の面会はどうだったのじゃ?」

アサシン「あぁ何も連絡できず済まないな…一口で言うならセントラルとフィン・イッシュは同盟を結んだという所か」

女戦士「国王同士の口約束などそれほど意味もあるまい?この状況をどう納めるかだ」


まぁ色々話は長くなるんだが…

セントラル国王はな…フィン・イッシュ女王の政策を非常に高く評価をしている

そして女王の前で膝を着けたのだ

一方女王はセントラル国王の民を守り切ろうとするその姿勢を評価していてな

平たく言うと意気投合したのだ

今後の両国の進み方については…避難民は一時的にフィン・イッシュに疎開する形で合意した

残って居るセントラルの王族もフィン・イッシュ王城に誘致し安全確保する事となる

セントラル国王と残って居る精鋭兵達はここに居残り

体制の再構成と政権の奪回の為貧民街を中心に治安維持に尽力するのだそうだ


女戦士「では避難民を移送させる以外は現状と変わらんというのだな?」

アサシン「まぁもう少し話を聞け…敵の正体がハッキリした」


貴族院はな…内部で大きく2派閥に分かれているのだ

時の王を肯定する側と否定する側だ

現セントラル国王は王に即位する際…自身を支持する軍属を丸ごと奪われ時の王が推する特殊生物兵器部隊を与えられた

その部隊はセントラル最強と言われ国王直下で動く部隊だった筈なのだが実は違う

時の王のみの指示にしか従わない部隊だったのだ

つまり国王は軍を何も動かせない裸も同然の存在となっていたのだ

その政策を支持する側と支持しない側に分かれている訳だな

今セントラル城で行われている戦いは時の王を支持する側を失脚させるが為の戦いだ


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