勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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780:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/03(火) 01:02:20.01 ID:V1qeujs60
海賊王「待たせたなぁ!!」ガチャガチャ

女海賊「ぶっ…フルプレートじゃん」

海賊王「次はなぁ…重さと重心が違う木刀で試す…連撃でも何でも良いから技を出すんや」

剣士「うん…体の動くままで良いかな?」

海賊王「自由に打ち込んでみぃ…次はこの木刀や」ポイ

剣士「はい…いざ」

海賊王「待て待て…鞘から居抜け…多分それがお前の型や」

剣士「ふぅ…いざ」シュン キンキンカン

海賊王「次はこれや…」ポイ



---すごく満たされた---

---ずっとこの関係で良い---

---寝よ…ぐぅ---



『翌日』


カンカンカンカン ジュゥ

カンカンカンカン ジュゥ


海賊王「よっしゃ!!出来たでぇぇぇ!!」

女海賊「んん?なんかくすんでるんだけど…」

海賊王「研ぎはお姉ぇにやらせろ…あいつの方が繊細なんや…ワイの手はデカ過ぎや」

女海賊「パパ細かいの得意じゃん」

海賊王「作るのは得意やが金属を愛でるのはお姉ぇの方が上手い…細工はお前が上手い」

女海賊「持ち手は私が作んの?」

海賊王「そや…飾り鞘もお前が作れ」

女海賊「材料ある?」

海賊王「鍛冶場の物は何でも使ってええぞ?ミスリル銀もあるやろ」

女海賊「あれ?2本あんの?」

海賊王「そうや?片刃にしたけぇ材料が半分で済んだんや…重さ800グラム…軽くてえー刀やで?」

女海賊「おーーー私の分もか!!ありがとうパパ!!」

海賊王「名前は…そうやなぁ…流星の剣と彗星の剣でどうや?」

女海賊「まぁどうでも良いかなー」

海賊王「おまえは彗星の様やと言われとるんやろ?お前が持つ方を彗星の剣にせい」

女海賊「わーったわーった」

海賊王「剣が出来上がったらワイへの態度がザツやなぁ」

女海賊「テヘ?ほんじゃ鍛冶場借りるねー」



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