勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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758:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/03(火) 00:48:07.51 ID:V1qeujs60
女戦士「アサシン!貴族院の解体をどういう手順で考えて居る?」

アサシン「…まずは麻薬漬けになっている女子供の救出だ…今晩で若い女はすべて救出する事になる」

アサシン「貴族居住区に若い女が居なくなるとどうなると思う?」

女戦士「男共が徘徊する事になりそうだな」

アサシン「正解…貴族居住区から少しづつ民を引っ張り出すのだ」

アサシン「中央に出る民が増えて来出すと集団心理が働き貴族院から出て来る民の数が加速する」

女戦士「なるほど女を使って大衆扇動する訳か」

アサシン「衛兵を含む男達は麻薬への依存度が女に比べて相当低い…麻薬を断つのはそう難しくないのだ」

女戦士「では民が徐々に中央へ戻ると仮定して次はどうする?貴族を一人づつ暗殺でもするのか?」

アサシン「民の安全を確保した後に貴族院側にクーデターを起こさせる」

女戦士「私の見立てでは王国側の戦力の方が高い…逆に貴族居住区をせん滅した方が早いと思うが」

アサシン「それでは時の王の思う壺なのだよ…狙って居るのは時の王の失脚だ」

女戦士「ほう?如何に?」

アサシン「内郭に陣取っているラットマンリーダーを全滅させる…アレが居なくなるだけで貴族院側の衛兵は城へなだれ込むだろう」

女戦士「王国に城を放棄させるのか?」

アサシン「城はどうでも良い…肝心なのは民だ…国王自ら貧民街で民を支援する姿を見せるのだ」

女戦士「うーむ…どうも成功が見えん…そもそもラットマンリーダーをどう倒す?」

アサシン「お前たちが付けたあの鐘だ…あの鐘が鳴るとラットマンリーダーは戦闘不能になる」

女戦士「ふむ…それは行けたとして城に駐留する精鋭兵は500程度に見えるが貴族院側の衛兵の数には勝てんだろう」

アサシン「実はな…城から下水を通って海まで逃れられるのだ…つまり攻め入っても城は誰も居ないという状況になる」

女戦士「貴族院側を城に閉じ込めると言うのか」

アサシン「そうなるな…さて…民と共に要る国王を見て貴族院の衛兵にはどう映る?」

アサシン「背後にフィン・イッシュの軍船も控えて要るのだ…どうする?」

女戦士「正義を見失う…」

アサシン「それが狙いだ…そこまで来れば貴族院は力を失い絶対王政に戻る」

女戦士「セントラル国王とはコンタクト出来ているのだな?」

アサシン「それは間違いない…国王は我々の側に居る」

女戦士「いつ動かす?」

アサシン「フィン・イッシュの軍船2隻が女王を乗せてこちらに来る…それからだ」



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