669:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/19(月) 21:24:12.67 ID:iNLvSB+c0
『牢』
アサシン「この牢は脱出できそうに無いな」
魔女「しかし2人揃って牢に入れて持ち物も全部持たされたままじゃ…よほど自信がある様じゃな」
アサシン「窓付きで外が見えるのは良いが…」
魔女「見通せるかえ?」
アサシン「見える範囲が限られてて一部しか見えんな…奥行きが1メートルもある石造りの牢だ」
魔女「ふむ…魔法もここでは使えんのぅ…こまったもんじゃ」
アサシン「使えるのは貝殻だけか…」
魔女「仲間のあぶり出しを狙っておるんじゃろうな?女王にはここに来るなと言っておいた」
アサシン「頼みの綱はエルフゾンビだな…奴なら地理が分かっている」
魔女「しかし…時の王がセントラルに居ったとは…師匠がずっと探して居ったんじゃが魔結界の中では見つからん筈じゃ…」
アサシン「時の王も魔術師なのか?」
魔女「少しは使えるじゃろうが伝説では戦士じゃな…リリスの血を飲んで目が赤くなっておるだけじゃ」
アサシン「道理で…切り込んだ際に間合いがズラされた」
魔女「そういえば時の王はシャ・バクダの歌の事を言っておったが主は知らんのか?」
アサシン「私は覚えていない…もしかしたら妹が覚えていたのかもしれん」
魔女「盗賊が歌っておった歌かのぅ?わらわも聞いたぞよ?ルル〜ルラ〜♪ルル〜ルラ〜♪」
アサシン「その歌は違う…子守歌では無い」
魔女「フィン・イッシュに各国の書物が集まっておるから女王が探せると良いがな」
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