勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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660:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/19(月) 21:17:45.19 ID:iNLvSB+c0
『貨物用の気球』


フワフワ


アサシン「クックック魔女も大した演技力では無いか…呪いなんて本当にあるのか?」

魔女「無い…主も悪い男よのぅ皆殺しにするなど始めから考えて居らんのじゃろう?」

案内人「ええ!?そうだったのか…」

アサシン「皆殺しなど出来ん事は無いが面倒くさい上にリスクも大きい」

魔女「エリクサーはどうしたのじゃ?置いてきたのじゃろう?」

アサシン「衛兵隊長に事情を話して渡してきた…どうしても必要な時に使えとな」

魔女「これで領事は大人しくなるかのぅ?」

アサシン「しばらくは黒死病で苦しむだろうが…改心してもらわんとな」

魔女「主は人間の神経を痛め付けるのは普段からやっておるのか?」

アサシン「クックック相手によってはな?普通は騒がない様に急所を狙うのだ」

魔女「あれはやってはイカン…筋肉が強張って回復出来ん様になる…魔法では治せぬ」

アサシン「魔法が効かないのか…それは知らなかったな」

魔女「とてつもない激痛じゃぞ?精神が分裂する寸前じゃ…もう2度とやってはイカン」

アサシン「分かった…やっている私も虫唾が走る」

魔女「本真に主は恐ろしい奴じゃ…鬼じゃな」

アサシン「気付いたのだが私は不死者になってから高揚感を感じなくなった様だ」

魔女「わらわから見ても分かるのぅ…淡々と作業をこなす姿が逆に恐ろしいのじゃ…人では無い」

アサシン「人では無いか…どうも心が寒いな」

魔女「ほれ…ワインじゃ」ポイ

アサシン「心を満たす物は…ワインぐらいか…」グビ


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