62:名無しNIPPER[sage]
2020/09/14(月) 23:04:33.37 ID:JwosRg690
女盗賊「さすがに深夜というだけあって誰も居ないわね?…法王庁の居住区はどこかしら?」
剣士「…」ユビサシ
女盗賊「え?こっち?あなた人の気配がわかるの?」
妖精「剣士はとても耳と鼻が利くんだよ…目が無い代わりにね」
女盗賊「ム…中から寝息が聞こえる…沢山人が居そうね」
妖精「見てくる〜」ヒラヒラ
女盗賊「私も見える場所無いかしら…」
妖精「中に100人位人がいるよ。大人も子供も」
女盗賊「困ったわ…子供たちだけ連れて帰る訳に行かなさそうね」
妖精「全員足かせが付いてるよ」
女盗賊「鍵開けも必要なのね…私も中を見てみたい」
妖精「動いてる人は居ないみたいだけど」
女盗賊「そこの窓から見えるかしら?」ヨッ
女盗賊「100人も居ると子供たちがどれなのか分からない」
妖精「あ!!」
剣士「…」スラーン チャキ
女盗賊「え!?」
妖精「あぶなーい!!」シュン シュン
剣士「…」ピョン クルクル ヒラリ
??「そこまでだ…」
女盗賊「あ…」ゴクリ
剣士「…」タジ
??「剣を下に置いてもらおうか…さもなくばこの女の命は無い」
女盗賊「剣士…ごめん…」ゴクリ
剣士「…」タジ
??「クロスボウで狙われているのも忘れないでもらいたい物だな」
妖精「まじやば…まじやば…」オロオロ
??「なに!?妖精までお前たちの仲間だと?お前たちは一体何者だ」
??「おぉぉ妖精は高く売れる〜♪」
女盗賊「…この声は」
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