61:名無しNIPPER[sage]
2020/09/14(月) 23:04:00.99 ID:JwosRg690
『下水』
ピチョン ピチョン
女盗賊「よくこんなところまで探索したわね…臭くてもう鼻が利かないわ」
盗賊「そこから落ちてくる水は貴族居住区の水で割とキレイだ…汚れを落としておくと良い」ジャブジャブ
女盗賊「奥にある鉄格子が言ってたやつね」
盗賊「そうだ…いまからこの鉄棒で少し曲げる…うらっ!!」グイ グイ
女盗賊「この鉄格子を切るのは時間がかかりそうね」
盗賊「これで入れるか?」
女盗賊「んんん…何とか入れた」フゥ
盗賊「剣士も行けるか?」
剣士「…」グイ グイ
盗賊「行けそうだな?よしここで別行動だ…俺はこの鉄格子を道具で切って遅れて向かう」
盗賊「地図から察するに左手沿いに行けば法王庁方向の筈だ…俺も後で左手沿いに追う」
女盗賊「わかったわ…剣士は私から離れないで?」
剣士「…」コクリ
女盗賊「じゃぁ気を付けて」タッタッタ
----------
女盗賊「おかしいわ…どうして骨が散らばっているのかしら」
妖精「…るよ」
女盗賊「妖精の声…狭間が近いのね?」
妖精「…が彷徨ってる」
女盗賊「誰が?」
妖精「沢山の魂が彷徨ってる」
女盗賊「どういう事?ここは墓場だと言うの?」
妖精「それに近い何か…」
女盗賊「上に登る梯子!!…地図で行くと此処は…法王庁の内堀の筈」
女盗賊「妖精さん?先に様子を見ることは出来て?」
妖精「おっけー見てくる」パタパタ
女盗賊「どう?」
妖精「誰も居ないよ」
女盗賊「助かるわ」
妖精「言うことが盗賊とは違うね〜〜♪」
----------
971Res/1529.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20