勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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605:名無しNIPPER[sage]
2020/10/15(木) 18:43:03.74 ID:6+J6cz5f0
『宿屋の裏』


おい…良いだろ?この間は金で良かったじゃないか

ダメダメもうお金要らないのよ

ちぇ物々交換なんて聞いた事無いぞ…何があれば良いんだよ

香料に香辛料…薬草ポーション…バターも良いかな


近衛「王女…この辺りは王女は来ない方が良いかと」

王女「良いのです」

近衛「まさかお売りになる訳ではありませんよね?」

王女「場合によっては…」

近衛「やはりこの道は行かせられません」

王女「冗談ですよ…民に何が必要なのか見て居るのです」

近衛「はぁ…」

アサシン「魔女は顔を隠しておいた方が良いな」

魔女「わらわの目かえ?」

アサシン「この業界では赤い目は合図として使われるのだ…面倒にはなりたくあるまい」

魔女「通りゆく男がわらわを見て行くのは品定めしておるという事か?」

アサシン「まぁそういう事だ」

魔女「ではなぜ声を掛けて来んのじゃ?魅力が足りぬと言うのか?」

アサシン「私や近衛を先客だと思っているんだろう」

魔女「なるほど…それならば仕方ないのぅ」ファサ

王女「女性の働き口が少ないのが背景にあるようですが…これはこれで良い文化なのかもしれませんね」

魔女「このように育む愛もある様じゃな」

王女「この一帯は歓楽街にして行きましょう…カジノを設置して女性の働き口を増やします」

アサシン「軍国から一転して歓楽の国か…王女の采配とは思えんなクックック」

王女「民が求める物を勘案した結果です…商業の国に転身します」

アサシン「商業?セントラルと張り合うと言うのか?」

王女「農産物を輸出して趣向品をキ・カイから買い入れて民の笑顔が見たい」

魔女「主は他の国と違った方向を向いておるのじゃな…ある意味良き王になるやもしれぬ」

王女「私も楽しみたいのですよ…顔料に香料…おしゃれも」

アサシン「ハハ王女は王女のままで良いと言ったが…そっちの方向か」

魔女「少女のままの王か…わらわはもうしばらく背後に座っておるかの」



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