595:名無しNIPPER[sage]
2020/10/15(木) 18:35:49.91 ID:6+J6cz5f0
『星の観測所』
魔女「おぉ主らを探して居った所じゃ」
王女「帰って要らしたのですね…心配していました」
アサシン「エルフには無事に会う事が出来たのか?」
魔女「なかなか警戒しておって手こずったがな?無事にこちらの事情を説明出来た」
王女「精霊の御所へは案内出来たのですか?」
魔女「うむ…御所の中にて隠れて居る」
アサシン「やはり精霊樹を見に来ているのだな?」
魔女「それだけでは無いらしい…エルフもカタコンベを気にして居る様じゃ」
アサシン「何かあるのは確実という事か」
魔女「あそこに投棄されている骸にはエルフも多く含まれているそうじゃ…200年以上前の事じゃがな」
アサシン「ますます気になるな…」
魔女「師匠は何も語ろうとはせんかったが…一度リリスという名を口にしたことがある…それやもしれぬ」
アサシン「リリス…超古代の最初の女神の名…では無いか?」
魔女「主は物知りじゃのう?わらわは超古代の事には疎いのじゃ…知っている事を教えよ」
アサシン「これは情報屋の方が詳しい…悪魔の子を産んだという事くらいしか知らん」
魔女「悪魔の子のぅ…誰の事じゃろうか?」
アサシン「人間だよ…最初の人間を生んだのがそのリリスという女神だったとの事だ」
魔女「わらわはちと勉強不足じゃな…超古代の事をどうやって学べば良いのじゃ?」
王女「聖書に記されていると思います…私は持っていますがお読みになりますか?」
魔女「魔術書とは対になる書物であったか…道理で知らん訳じゃ」
王女「そうですね聖書では魔術を禁止していますものね…お読みにはなりませんか?」
魔女「ちと興味が出て来た…読んでみとうなった」
王女「後ほどお持ちします」
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