582:名無しNIPPER[sage]
2020/10/08(木) 20:11:39.19 ID:R2tAL1mj0
『海賊の基地』
盗賊「こんな所に海賊の基地があったてーのは驚きだ…キ・カイまで馬で半日掛かんねぇ」
商人「上手い事狭間に隠してるんだね」
盗賊「見ろ…例の幽霊船だ…やっぱりあれは女戦士の船だったか」
女海賊「無駄口はそこまで…あんた達は捕虜だって事忘れないで」
盗賊「ヌハハ…捕虜ねぇ」
商人「それにしてもなんかバタバタしてるね」ヒソ
盗賊「だな?大砲乗せてんな」ヒソ
ツカツカ
女海賊「お姉ぇ!!」
女戦士「遅かったでは無いか…ん?盗賊達では無いか!!」
盗賊「ぃょぅ…俺ら捕虜になっちまった様だ…元気か?」ノ
女海賊「いろいろ在ってさ…例の鐘を取りに来たよ」
女戦士「鐘は入り江のヤードに置いてある…お前の方こそホムンルクスはどうなったのだ?」
女海賊「ホムちゃん!!おいで…」
ホムンルクス「はい…」ゴトゴト
女戦士「ホムンルクス…剣士まで…どういう事だ?」
女海賊「訳あって命の泉まで行く事になった…この袋の中見て」パサ
女戦士「お前が調べていた石だな?…眩しいな」ピカー
女海賊「光の石っていう物だという事が分かったんだ…これを命の泉に置いて来る」
女戦士「…なるほど」
商人「命の泉の水はすべての海に繋がっているんだ…それを置いて海を光らせる」
女戦士「ミスリルの鐘とは別のアプローチで憎悪を祓うのだな?」
商人「そうなれば良い…賭けだよ」
女戦士「剣士が同行しているのは何故だ」
ホムンルクス「剣士は魔王化症候群の後遺症で精神が分裂した状態です…所縁の地を巡れば心を宿すかもしれません」
女戦士「ふむ…女海賊…お前は良いのか?」
女海賊「私は剣士の為なら何でもやるさ…大丈夫」
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