537:名無しNIPPER[sage]
2020/10/08(木) 19:29:57.65 ID:R2tAL1mj0
『飛空艇』
女戦士「…お前は本当にせっかちなのだな…どうするつもりだ?」
女海賊「うっさいな…一旦ハテノ村に落ち着いて探すさ」
女戦士「すまんが私は一緒に行けん」
女海賊「初めからアテにしてない…上手くやるから放って置いて…お姉ぇはどうすんの?」
女戦士「父の所へ行く用事がある…物流を頼まれて居るのだ」
女海賊「パパにはよろしく言っといて」
女戦士「1ヶ月で戻る予定だ…新しい情報があるかも知れんから折をみてお前も帰って来い」
女海賊「そんな事分かってる」
女戦士「1ヶ月だぞ!!」
女海賊「うっさいな…何回も言うなフン」
女戦士「ローグ!!妹のサポートを続けろ…戻ったら褒美は出す」
ローグ「そう来ると思って用意していたでやんす…任せてくれやんす」
女海賊「未来!!乗って!!」
子供「うん!!」シュタタ
ローグ「じゃぁ出発するでやんす〜」ノシ
フワリ シュゴーーーーーー
ローグ「沢山荷物積んでるんすね?今回は長旅っすね?」
女海賊「一旦ハテノ村で住む家を探すんだ…そこらへんは行った事がないからね」
ローグ「歩いて探すんすか?」
女海賊「まず落ち着けて情報集めだ」
ローグ「今回は慎重なんすね?」
女海賊「思い出した事があってね…」
ローグ「行った事無いのに思い出すって変でやんすね?」
女海賊「夢の記憶…これも精霊の導きなのかな?ってね」
ローグ「今回は自信があるんすね?」
女海賊「スライムっていう魔物…知ってるかい?」
ローグ「いいえ見たことも聞いたこともありやせん」
女海賊「…どうして私は知っているのか?」
ローグ「それが精霊の導きってやつでやんすか?」
女海賊「その魔物をハテノ村で育てて居たんだ…夢の中ではね」
ローグ「へぇ…不思議な夢っすね?それが関係すると思ってるでやんすね?」
女海賊「勘ね…そのスライムから作った薬をある木の下に埋めた」
ローグ「…なんかアサシンみたいな与太話って言うんすか?…大丈夫なんすか今回の捜索は…」
女海賊「フン!!行ってみないと分かんないじゃない!!」
ローグ「怒らないでくれやんす…心配したでやんす」
情報屋が言ってた…魔王はウイルスだっていう説
私の夢ではウイルスに対する薬をスライムで作った
そしてその薬を夢の中で地中に埋めた
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