460:名無しNIPPER[sage]
2020/10/01(木) 09:28:11.76 ID:whSJU1gn0
『飛空艇』
盗賊「よし…補給物資はこれだけだな?」
女海賊「うん小麦と塩しか無いけどそれで精いっぱいだってさ」
盗賊「ごろつき!!星の観測所に入れて少しづつ配給してやってくれ」
ごろつき「がってん!!」
商人「じゃぁ僕たちはもう行こう…おいでホムンルクス」
ホムンルクス「はい…」
女海賊「私らは例の命の泉行くんだよね?ドラゴンに付いて行けば良いの?」
盗賊「そうだ…ついでに北の山麓に向かったもう一台の気球も探す」
女海賊「どゆこと?」
盗賊「義勇団の連中が使って居て北の山麓で消息を絶ったらしい…今は気球が重要だ」
女海賊「なるなる…じゃぁ早速行ってみよー早く乗って!!」
盗賊「おう!!」
フワリ シュゴーーーー
女海賊「ほんで私にも事情を教えてよ?」
商人「そうだね…」
カクカク シカジカ
---------------
---------------
---------------
女海賊「へぇ…ドラゴンは精霊のペットだったんだ良いなーーー私も欲しいなぁぁ」
ホムンルクス「ドラゴンを卵から育てたのが精霊だった様です」
商人「それで今から命の泉に刺さっている魔槍を抜きに行ってみる訳さ」
女海賊「地図で言うとどの辺?」バサリ
盗賊「ドラゴンの住処と言われて居るのが…この辺りだ」ユビサシ
女海賊「そんな遠くないね…でも山越えかぁ」
盗賊「問題でもあるのか?」
女海賊「高度次第だけど…飛空艇の限界高度超えるなら迂回しないとダメかな」
ホムンルクス「手前の山は標高8848メートルです…命の泉は2699メートルに位置します」
女海賊「じゃぁ迂回しないとダメ…ドラゴン分かってるかなぁ?」
盗賊「ドラゴンを追い越せるか?」
女海賊「イケる…スピードはこっちのが早い…私らが先導しようか?」
商人「そうだね…」
----------------
971Res/1529.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20