425:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:31:41.16 ID:JyBdSu8i0
『飛空艇』
剣士「光だ…」
盗賊「お?上手く行った様だな…これでシャ・バクダと同じ環境になった訳だ」
商人「同じ空間なのに時間の流れが違うのは変な感じだね」
盗賊「そうだな…ゆっくりしてる間に狭間じゃどんどん時間進んでるからな」
女エルフ「見て!町の方で歓声が聞こえる」
商人「耳が良いねぇ…聞こえないよ…あぁ本当だ喜んでるね」
盗賊「安全ちゃぁ安全なんだが…狭間から次々敵が来るようになるんだがな」
商人「ここは古都キ・カイと違って周りに敵が居ないじゃない…大丈夫だよ」
盗賊「だと良いがねぇ…食い物無くなると人間も共食い始めるからな…」
商人「あー来た来た…女海賊走ってるハハ」
盗賊「ヌハハあーやって走ってる姿見ると健気だな」
女海賊「お〜い!!」ピュー
盗賊「遅ぇぞぉぉ!!もっと早く走れぇぇ!!しゅっぱーーーつ!!」
女海賊「ちょま…ゴルァ!!」ハァハァ
剣士「お疲れ様!」
女海賊「ハァハァ…なんだまだ魔石動かしてないじゃん…走って損した」
盗賊「この船はお前しか動かせねぇんだ…置いて行く訳無ぇだろ」
女海賊「忘れてたハァハァ…んあ!?なんで皆笑ってんのさ!!なんか腹立つんだけど」
盗賊「良いじゃねぇか!そろそろ行こうぜ」
剣士「ほら?光を見ると嬉しくなるんだよ」
女海賊「お?そういう事か…なんか良いことした気分だね…おぉぉ町の方騒いでんじゃんイイねぇ!!」
盗賊「浸ってる場合じゃねぇ!!早く他の町も救いに行くぞ」
女海賊「おけおけ!!ほんじゃ飛ぶよ!!ごーーーーー」
フワリ バシューーー
971Res/1529.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20