412:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:25:12.38 ID:JyBdSu8i0
女海賊「なんかさぁ?女王様と魔女の会話…変じゃね?立場が逆じゃん…話し方も」
盗賊「人んちの事情に首突っ込むない」
女海賊「剣士と女エルフは従士扱い…私らはやっぱ風体からして泥棒だから王族に近寄れないんかね?」
盗賊「ヌハハ分かってるじゃねぇか…カバンの中に虫がいっぱい入ってる輩を王族に近寄らせる訳にいくまい」
女海賊「あのね…一応私も王族なんだけど…わかってる?」
盗賊「見えねぇな…蛮族の王…そっち系だ」
女海賊「でもやっぱエルフ2人従えた魔女はかっけーわ…見てみ?あの衛兵なんかビビりまくってるよ」
盗賊「そうだなぁ…元老のじじぃぶっ殺した後だしな…そらビビるわ」
女海賊「マジ!?」
盗賊「そうか…お前は見てなかったのか…エルフが信用できないだのゴネてたじじぃを問答無用で焼き殺した」
女海賊「うはぁぁ魔女は温厚だと思ってたのに」
盗賊「一般の奴らから見るとありゃ強硬派の悪魔系魔女だ…言う事聞かねぇ奴は即刻死刑に見えとるわ」
女海賊「怖っ!!そういやしゃべり方も伯があるね…婆ちゃんみたいなしゃべり方も怖いかもね」
盗賊「お…来たぞ」
魔女「これ盗賊…」
女海賊「おい!!跪け…」グイ
盗賊「んぁぁ?なんで俺まで…」グイ
女海賊「ははぁぁぁ…何なりとお申し付けを!!」
魔女「何をしとるのじゃ…立て…」
女海賊「御意!!」ビシ
魔女「なんぞ?変な事をするのじゃのぅ…して…これより主らはどうしたいのじゃ?」
盗賊「あぁ…民の避難優先は分かるが…精霊の痕跡を探したい…まぁ宝探しだ」
魔女「わらわもそれは考えて居った…古の精霊の伝説もあるでの?」
盗賊「俺らは探索に行っても良いか?」
魔女「構わぬ…しかしこれより先は狭間の外であると心得よ…定刻までに戻って来る条件じゃ」
盗賊「あぁ分かってる…2時間で戻る…ここでの1日位に相当すると思うが…どうだ?」
魔女「良い…わらわは行けぬが良いな?」
盗賊「鼻の利く剣士と女エルフを連れて行きたい…良いな?」
魔女「必ず2時間で戻るのじゃぞ?」
女海賊「おけおけ…魔女は商人とホムちゃんお願い!!じゃ早速行こっか」
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