398:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:17:16.66 ID:JyBdSu8i0
『星の観測所』
盗賊「悪りぃ悪りぃ…遅くなった」
女海賊「おっそいなぁ!!ちょっとだけって言ってたじゃん!!ほんでどうだった?」
盗賊「あぁ世界は激動の真っただ中だ」
俺らが古都キ・カイに行ってる間になぁ…闇に落ちてから狭間ん中はもう半年以上経ってる
んで第2皇子が亡命したまでは知ってるな?
その皇子が不死者となって魔王を名乗り軍国フィン・イッシュを乗っ取っちまったんだ
実はいち早く第一皇子が気付いて居たんだが倒すには至って居ない
俺達は指輪を探してセントラルを駆け回ったが一度も第2皇子を見ていない…なぜか?
それはすでに不死者となっていて太陽に当たれねぇもんだからずっと戦車の中に居たんじゃねぇかと思う
ところが闇に落ちた事件で太陽は無くなっちまい…我こそは魔王だという事になったんだろう
一連の黒幕は魔王を名乗った第2皇子だ…胸糞悪い元法王の使いも奴の下に居る
それで今は魔王討伐の為にシン・リーンとセントラルが同盟となり
フィン・イッシュまで攻め込む準備をしている
更にフィン・イッシュから逃げて来た戦士は…ここシャ・バクダに集結して機を伺っている
余裕で勝てそうに思うだろ?
それがそうもいか無ぇ…魔王が率いる不死者のゾンビはどうもウイルスでな
次々感染してゾンビが増えまくってる…そしてレイスは不死者を襲わねぇ
女海賊「負ける気しかしないね」
盗賊「そうだ…もう止めようがない所まで来ている」
女海賊「アサシンはどうなってるの?」
盗賊「行方不明だ…なんでアイツがフィン・イッシュに首を突っ込んだのかというと…魔王がらみじゃ無ぇかな…」
魔女「この不毛な戦いを終わらせるのは闇を祓う以外に思いつかんのぅ」
盗賊「そうだな…もうグチャグチャだ」
女海賊「世界戦争の前夜…か」
商人「急ごうか…」
盗賊「休んでいられねぇ…早いとこ精霊復活させてなんとかしてぇ」
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