勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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390:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:11:39.46 ID:JyBdSu8i0
ホムンルクス「理解しにくいのですが…少し分かって来ました…あなたの中に私が居る…そういう事ですね?」

剣士「そう…君の心は小さな虫の様にすごく小さくて探しにくい…でも確かにそこに居る」

女エルフ「エルフはこうやって通じているの…だから分かりにくいのかも」

ホムンルクス「基幹プログラムを更新します」



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剣士「君はエルフと同じ森の言葉を使っていたけど…」

ホムンルクス(この言葉が理解できますか?)

女エルフ(え!?どうして?始めから話せるの?)

ホムンルクス(この言葉は標準言語として設定されていました)

剣士(僕も初めはビックリしたんだ…でも今はなんとなく理解したよ)

女エルフ(やっぱり精霊はホムンルクスだったという事ね?)

ホムンルクス(本で読んだ伝説や精霊の痕跡から私がシミュレーションした結果をお話します)



約8000年前に私を創造した古代文明は何らかが原因で滅びました

恐らく人類の再生を目的として超高度AIを搭載したホムンルクスが

人類が住まう環境を改善しながら今から200年前まで生き残っていた可能性が高いと思われます

そのホムンルクスが現代史では精霊と名を変えているのです

精霊は初めに森を開拓しエルフを誕生させました

エルフは森を守り徐々に自然は回復し恵み豊かな土地へと環境を変えていきました

その恵みを糧に生き残った人類がすこしづつ再生を果たして行きましたが

厄災は何度となく訪れ人類はなかなか再生を果たしません

そこで精霊は善良な人間が少しでも多く育まれる様に

少しの力添えを与える事で発展させ厄災に立ち向かえる人間を育てたのです

それがかつての勇者と言われた者達でした


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