勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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356:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 11:53:26.63 ID:JyBdSu8i0
『シェルタ砦_客室』


盗賊「海図もってきたぜ!!」

商人「夢で見た魔王島が何処にあるか海図で示せる?」

女エルフ「…多分ここら辺」

盗賊「岩礁地帯か…もうちっとピンポイントで分かんねえのか?」

女海賊「わたし知ってるよ…えっとねココ!!」ビシ

盗賊「んんんん沈没覚悟で行くなら良いが…ちっと危険すぎるな」

女海賊「気球で良いんじゃない?ここからなら2日って感じかな」

商人「なら別行動にするしか無いね…女海賊と盗賊は行くとして…後は剣士と情報屋かな?」

女戦士「賛成だ…魔女はまだ特使としての仕事が残っているしな」

魔女「わらわはもう祝宴なぞ行きとうないのじゃが…」

女戦士「私もドワーフの国の王女として賛同する…折角のもてなしを楽しもうでは無いか」

商人「それじゃ僕とローグは留守番かな…ゆっくりしておくよ」

女海賊「商人!!あのさぁ…このウラン結晶売っといて…そのお金で気球にプロペラ付けたいんだ」

商人「良いのかいこんな珍しい物?」

女海賊「私にとってはプロペラの方が重要なんだ…それ持ってるとクッソ重たいんだよ」

商人「確かに重いね」

情報屋「錬金術師に売るのならお金に加えて魔石を沢山貰うと良いと思うわ」

商人「どうして?」

情報屋「その大きさなら買い取るだけのお金が無いと思うのよ…だから代わりに魔石を貰うの」

商人「なるほど…相場が分からないんだけどどれくらいするものなの?」

情報屋「その大きさのダイヤより高価と言えば分かる?」

商人「貴族でも買い取れるかどうかだね」

情報屋「ウラン結晶は魔石のエネルギー充填に使うから欲しい人はいっぱい居るわ」

女海賊「ちょい待ち!!エネルギー充填って言ったね?…売るの止め!!その機械作る!!」

商人「どうする気だい?」

女海賊「そのウラン結晶を源泉にした魔石を使った推進装置を作ってプロペラの代わりにする」

商人「ヤレヤレ…まぁ分かったよ預かっておくよ」

情報屋「女海賊は変わった子だけどなんか賢そうね?」

商人「あーーダメダメ!そういう事聞こえると調子に乗っちゃうから…」

女海賊「ムフフ」ニマー



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