勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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309:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 11:28:19.24 ID:JyBdSu8i0
『魔術院』


もう元老の言うことなぞ聞いて居れん

わらわに安全なぞ要らんのじゃ

今ははわらわが最高位じゃぞ

従わぬのなら命令を下す

魔術院に引き籠っておる者を全員町の警備に回すのじゃ

一人残らず全員じゃ

これは命令じゃ…良いな?


ガチャリ バタン


魔女「待たせたのぅ…して…わらわは早よぅ師匠の下へ行きたい…今すぐ行けるかの?」

女海賊「みんな引き留めてたみたいだけど大丈夫?」

魔女「魔術師が力を合わせればアラクネーなぞどうでもないのじゃ」

女戦士「アラクネーは元々大人しい虫…やはりレイスが現れて粗ぶって居るのか?」

魔女「そうかもしれんが…ミツバチが隠れてしまったからじゃろうと思うておる」

女戦士「…という事はシン・リーンもいずれ…」

魔女「あちらは魔術師が此処よりも更に多いのじゃ…しかし」

女戦士「ん?」

魔女「いや何でもない…早う行くぞよ?…気球に乗れば良いのか?」

女海賊「え…あぁ行こっか」

魔女「そういえば主らの名を聞いておらなんだのぅ」

女海賊「私は女海賊…こっちは女戦士…ほんでこいつが妖精」

魔女「師匠の弟子の一人かの?」

女海賊「まぁ…そうなるかな?私も魔術書持ってるし」

魔女「主の魔翌力はわらわの千分の一も無いようじゃが…錬金術か何かかの?」

女海賊「…そんな事わかるんだ…千分の一…トホホ」

女戦士「ところで魔女…あなたはどうしてその様な格好を」

魔女「魔翌力の解放は10歳程度の体が最大なのじゃ」

女海賊「どゆ事?年齢ごまかしてるの?」

女戦士「記憶が正しければ28歳くらいの筈」

魔女「良く知っておるのぅ…主は何者じゃ?」

女戦士「フフ…ドワーフ王の娘と言えば分かるか?」

魔女「おぉぉ父君は達者であろうか?主らがこの地に居るという事は…勇者がどこぞに居るのじゃな?」

女海賊「お!?話早いかも」

魔女「この闇の空…言うまでもあるまいな」

女海賊「まぁそんな感じで色々ややこしいんだ」

魔女「…ではわらわも姿を見せておくかのぅ…変性魔法!」グングン

女海賊「おおおおおぉ背が伸びた…服がピチパチ」

魔女「この姿になるのは何年振りじゃろうか…他の魔術師達を欺くには丁度良かったかもしれんがのぅ」

女戦士「これで見つからないと思っていないだろうね?」

魔女「着替えて行くので待っておれ…普通の魔術師の法衣じゃ…安心せい」


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