289:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 11:18:20.91 ID:JyBdSu8i0
『星の観測所』
ガヤガヤ ガヤガヤ
女海賊「お姉ぇ…ここに衛兵まで来てんじゃん…降りて良いの?」
女戦士「構わん!降ろせ」
女海賊「気球捕られたくないからさぁ…ギリギリまで行くから飛び降りて」
女戦士「仕方ない…砂の斜面で頼む」
女海賊「おけおけ」
女戦士「…よし!剣士…いくぞ」ヨッコラ
女海賊「3…2…1…飛んで!!」
ピョン!! ズザザー
女海賊「つつつ…」
男「かしらぁ!!…大変っす」タッタッタ
女戦士「分かっている…まずこの男を観測所まで運びたい…手を貸せ」
男「うっす!!…歩きながらで良いんで状況を…」グイ
女戦士「頼む」
男「セントラルから戻って来たんすよね?あっちぁどうなってるんすか?」
女戦士「あちらも魔物に攻められて大混乱だ」
男「やっぱ魔王の復活っすか?」
女戦士「いや…魔王復活は阻止した…だが影響は出ている」
男「本当っっすか!?…もう魔王復活の噂でみんなビビりまくりっすよ」
女戦士「正確には阻止した筈…そんなところだ…それでこちらはどうなっているのだ?」
男「黒い魔物が突然現れて大混乱っすよ…どうやっても倒せない」
女戦士「オアシスに避難してきているのだな?」
男「そうっす…みんな着の身着のまま逃げて来てるっす」
女戦士「衛兵も来ている様だが…領主の隊はどうなっているのだ?」
男「領主は何処に行ったか分からんっす…もう指揮系統が壊滅してて衛兵もやる気ナスって所っすわ」
女戦士「ギルドの方は上手くごまかしているのか?」
男「一応義勇団って事でシャ・バクダ周辺を回ってるんすけどね…黒い魔物がどうにも…」
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