勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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275:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 01:05:19.77 ID:s4Ww8Seh0
『追憶の森』

フワフワ ドッスン

盗賊「なんだよレイス一匹しか居ねぇじゃねぇか…心配して損したぜ」

アサシン「私が倒してくる…魔女は北の方角だ…直ぐに出発するから準備してくれ」

盗賊「商人!!気球を隠すから手伝え…情報屋は適当に木材拾って集めてほしい」


ンギャアアアーーーー シュゥゥ


アサシン「この道をまっすぐ行って目印を見つけたら右に林を入っていく」

盗賊「この道は馬車が通った跡があるじゃねぇか」

アサシン「シン・リーンの王家が魔女と精通しているのだ」

盗賊「てことはハチ合わせる可能性もあるな」

アサシン「ハチ合わせてもどうという事は無い…私はすこし面識があってな」

盗賊「王家とか?マジかよ…」

アサシン「…と言っても子供なのだがな」

盗賊「面識があっても意味無ぇじゃねぇか」

アサシン「まぁそう言うな…体は子供でも精神年齢は私よりずっと上なのだ」

情報屋「シン・リーンの王家は魔術の修行で精神と時の門へ入ると聞きました…もしかして」

アサシン「そうだよシン・リーンの姫だ…40年ほど修行したと聞いた…あれから4年…」

盗賊「意味わかんねぇな…」

アサシン「ずっと修行を続けていれば80年程という事になるか」

盗賊「計算が全然合わんのだが…」

商人「木に御札が貼ってある…目印ってコレの事かい?」

アサシン「そうだ…そこを右に分け入って20歩ほど歩いた先に入り口がある」

商人「20歩…なんか細かいね」

アサシン「20歩以上歩いてしまったら迷っている…そういう事だ」

商人「へぇ面白いね」

アサシン「ここから先は一歩づつ離れない様に歩いてくれ…一歩間違うと迷う」

盗賊「へいへい…」

情報屋「不思議ね」


1歩 2歩 3歩…………20歩


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