274:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 01:04:46.08 ID:s4Ww8Seh0
『追憶の森上空』
フワフワ ビュゥゥゥ
盗賊「このまま高度下げていくぞ!」
商人「やっぱり仮説通りだ…レイスがこちらを見失って数が減り始めている」
盗賊「どういうこった?」
商人「アサシンが言うには狭間の深さで時間の流れが違うらしい…だから時間の向こう側が見えなくなる」
盗賊「空が黒い理由がそれだってか?」
商人「多分ね…このまま高度を下げればどんどんレイスは見えなくなっていくよ」
アサシン「魔女に教わったのだ…その原理を利用してエルフの森や魔女の住処を隠しているそうだ」
盗賊「魔女の住処の場所は分かってんのか?」
アサシン「一度行った事があるのだが妖精の案内無しでは迷うかもしれん」
盗賊「俺ぁ妖精が見えねぇんだけどよ…お前には見えてんだろ?今居ねぇのか?」
アサシン「空が落ちて以降一度も見ていない」
商人「そういえばそうだね…全然見なくなったなぁ」
盗賊「お前も見えてたんか!!」
商人「レイスに捕まらないように隠れて居るのかもね」
アサシン「まぁ心配するな大体の場所は覚えている」
盗賊「このまままっすぐ降りて良いのか?」
アサシン「もう直ぐ先に森の切れ目がある…草原に出るから適当な林を見つけてそこに降りてくれ」
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