勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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272:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 01:03:48.76 ID:s4Ww8Seh0
情報屋「上の方に沢山居る…数え切れない」

盗賊「地上より空の方に多い訳か」

アサシン「考え方を間違っていたかもしれん…剣士達は気球を使っていない可能性も出てきたな」

盗賊「よそ事考えてないでしっかり戦えい!!」

アサシン「分かっている…お前たちにレイスは近づけさせん」ダダッ サク ンギャアーーー

盗賊「これ以上高度上げると陸地が見えなくなる…もう速度は上げれん」

アサシン「振りきれる速さでは無いな…商人!魔方陣はまだか?」

商人「もう出来るよ…これで最後」トントントン

商人「これで良い筈」

情報屋「レイスは一定の距離で集まってる」

商人「…これだけ集まってると気球から降りるに降りられなくなりそう」

アサシン「何故空の方にレイスが多いのか…」

商人「理由がありそうだね?」

アサシン「温度が高いのが苦手…いや気圧か?」

商人「空に居た方が良い理由がある…違うなそこじゃなきゃいけない…なんでだろう」

アサシン「地上には少ない…うーむ」

商人「もしかしたら地下には居ないのかもね」

情報屋「古代文明は必ず地下にあるの…それって安全だから…よね?」

商人「分かったよ…空に行くほど狭間が深い…地上に行くほど浅い…つまり地下は狭間から遠いっていう事だ」

アサシン「商人…君は賢いな」

情報屋「古代人は厄災の時に起きる闇から逃れる為に地下に都市を作った…謎が一つ解けた」

商人「みんなを避難させる場所は地下が良いね」

情報屋「進化論での人魚の発生も説明が付く…これは大発見よ」

アサシン「我々が生き延びるヒントがこんな所で分かるとは…」

商人「確かめるまではまだ断定出来ないよ…何か方法無い?」

アサシン「思い当たるのはシャ・バクダ遺跡しか無いな…しかし深部への入り口はまだ発見していない」

盗賊「おい!!そういう話は後にしてマズこの状況をどう乗り切るか相談してくれぇ!!」

商人「盗賊?多分僕たちは魔方陣の中に居る限り何処に居ても安全だよ」

盗賊「うじゃうじゃ居るレイスに囲まれて居てもか?見て見ろ!!100じゃ効かねぇぞこりゃ…」

商人「百でも千でも安全な所からやれば全部処理できると思うな…レイスはこっちに手を出せないんだし」

アサシン「ハハハ君はさらりとスゴイ事を言うね…君の言うとおりだ」

盗賊「なら気にせず普通に着陸すりゃ良いってか?マジで言ってんのか?」

商人「そうだね…囲まれていても安全に変わりはない」

盗賊「お前…女盗賊が死んでから人が変わったみてぇだな…俺にタメ張りやがる…あいつの影響か…」

商人「そうかい?昔からこういう風だよ…昔からね」

盗賊「わーったよ…もう俺は何も言わねぇ!!」

商人「じゃぁ続けようか…」


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