269:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 01:02:15.15 ID:s4Ww8Seh0
『庭』
ジュージュー
商人「やっぱりバーベキューは最高だね」パク モグ
盗賊「もうちっと旨い肉だと良かったんだがな」ガブガブ
娘1「お姉ぇにも持って行くね」
盗賊「そうしてやってくれぇ」
商人「アサシン達遅いね」
盗賊「噂をしてれば来るんじゃねぇか?ヌハハ」
商人「そういえば情報屋の事なんだけどさ」
盗賊「なんだ?」
商人「情報屋になったいきさつ…どうやら本気でホムンルクスを探しているらしいんだよ」
盗賊「あの話は冗談では無いのか?」
商人「聞いた話の受け売りなんだけど…ちょっと気になってね」
盗賊「なんで又お人形さんなんか欲しいんだ?」
商人「魂の器になってるとか…」
盗賊「ほう…てことは女盗賊の魂を入れれば動き出すって算段か?…それなら俺も関わらせろ」
商人「それが出来るかどうか分からないけど…彼女が言うには精霊の魂を入れる器になるらしい」
盗賊「…なるほどアサシンがあのネーちゃんを連れまわしてる理由がそれだな?」
商人「多分ね」
盗賊「でもそれじゃぁ情報屋がお人形さんを欲しがる理由の説明になって無ぇ」
商人「彼女の本当の職業は考古学者なんだよ」
盗賊「道理でお前等と話が合う訳だ」
商人「精霊起源説が専門なんだってさ…彼女はすごい詳しいよ」
盗賊「俺にゃあんまり興味のない話だな」
商人「あ!!噂をしてれば何とやら…」
アサシン「…これはどういう事だ?なぜ光が差す?」
情報屋「あらぁぁすごく良くなったじゃない」
商人「僕もビックリだよ…さぁさぁ2人ともそこに掛けて食べよう」
情報屋「じゃぁお言葉に甘えて…ウフフ」モグ
アサシン「…分かったぞ…これは魔女の所と同じ環境だ」
商人「へぇ〜〜そうなんだ…僕も行ってみたいな」
アサシン「食事が終わったら気球で向かう」
盗賊「今日くらいゆっくりして行けば良いじゃねぇか」
アサシン「そういう訳にも行かないのだ…港町の状況から推測してシャ・バクダの状況はもっと悪いと推測している」
商人「僕もそう思うよ…最悪全滅してる」
アサシン「シャ・バクダには銀も魔法も無い…戦う手段が無いうえに自給できる食料も乏しい」
商人「水も無いね」
アサシン「物流が商隊に依存しているのが致命的だ…逃げ場が何処にもないのだ」
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