勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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248:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 00:51:18.34 ID:s4Ww8Seh0
アサシン「今ここに来てるのが情報屋だけと言いうのが答えだ…皆薄々知っていて関わろうとしない」

盗賊「…俺が大工探しても出てこないのはそういう事か」

アサシン「そこら辺の裏の事情を教えてくれたのが情報屋って訳だ」

盗賊「おぉ!!やるなネーちゃん…で?情報屋だけ何でここに居る…俺らの行動監視か?」

アサシン「まぁ気にするな…彼女は私の腹心の部下だ…彼女ありきでギルドが成り立っている」

盗賊「ではセントラルのギルド支部はもう解散か?」

アサシン「セントラルの惨状では盗賊ギルドはもう意味をなさない…不要だ」

盗賊「お前がそう言うならそれで良いけどなハハ」

アサシン「それで…話を戻す…事件の日に白狼の盗賊団をやったのは誰かという事だ」

盗賊「ぁぁぁ…手口からして剣士と女海賊は間違いなく絡んでいるな」

アサシン「情報筋からすると逃走ルートは下水…そこを使ってさらりと逃げるのは経験のある2人しか考えられない」

盗賊「残りの2人は関わっている筈の無い女戦士ともう一人…合ってるか?」

アサシン「正解…では剣士たちは法王庁で何をしたか」

盗賊「ぬあぁぁ分かった分かった…アレだろ?指輪…盗んでさっさとトンズラ…剣士達なら出来る」

情報屋「ビンゴ!!」

盗賊「ネーちゃんそんな所まで知ってるんか?」

情報屋「指輪を盗まれたからセントラルで特定指名手配されて大変な事になっているの!お分かり?」

アサシン「それでここからは予測になるが…指輪を持って何処に向かうと思う?」

盗賊「んんん…エルフに返す?…待てよそれなら盗む必要が無いな…分からんな」

アサシン「女海賊の行動癖で考えると一旦ドワーフの国に帰るというのも可能性がある」

少年「剣士たちが指輪を盗む動機って何だろうね?」

アサシン「女戦士には指輪が魔王復活のカギになっていると話した事はあるが…」

盗賊「それなら単純だな…復活を阻止するために盗んだ…んんんん…やっぱり行き先が読めんな」

アサシン「シン・リーンの魔女なら千里眼で行き先を探せる筈」

盗賊「それならとりあえず行き先が一致してる…早い所気球を組み立てないとな」

少年「食事終わったら僕も手伝うよ」

盗賊「何言ってんだ!!お前だけじゃねぇ!!全員手伝え」




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