勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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217:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 00:35:07.13 ID:s4Ww8Seh0
『屋根の上』


女戦士「…夜明けだ」

女海賊「船団から小さな船で港に兵隊が沢山上陸してきてるよ」

女戦士「ひとまず人間側の勝利という所か…日が上がってしまってはトロールが動けん」

女海賊「クラーケンは陸に上がっても海からあんまり離れられないっぽい」

女戦士「剣士!黒い戦車の方はどうなっている?」

剣士「ドラゴンの視界の中にずっとあるよ」

女戦士「あそこの下だな?あと数時間でこちらにに到着する距離だな」

女海賊「…なんか静かだね」

女戦士「魔物側はあの様な平地では攻め手が無いのだ…数が違い過ぎる」

女海賊「ウチ達が指輪盗んだらコレ終わると思う?」

女戦士「…指輪が魔物か人間のどちらかに渡ったとなればまだまだ続くだろうな」

女エルフ「私たちが行方不明にさせる?」

女戦士「それが一番良いだろう…ただし第三者が持ち去ったという事をどうやって知らしめるかだ」

女海賊「何か考えある?」

女戦士「無い…今は剣士が奪って逃げるくらいしか思いつかない」

女海賊「ピーンと来た!!!」

女戦士「何だ?言ってみろ」

女海賊「白狼の盗賊団」

女戦士「セントラルでのお前達の事だな?」

女海賊「ここでは割と有名なんだ…あとエルフの森でも白い魔物の暗躍は敗残兵の中で有名になってる」

女戦士「それでは魔物の手に渡ったという事になるでは無いか」

女海賊「ちょい待ち…この街では義賊って感じでヒーローだよ」

女戦士「ふむ…」

女エルフ「エルフ側から見ても白い剣士はエルフの敵には見えていない」

女戦士「なるほど謎の第三勢力に偽装出来る可能性がある訳だな」

女海賊「そして今丁度4人居る…背格好もほぼ同じ」

女戦士「面白い…それで行こう」

女海賊「たしか隠れ家の地下に毛皮のマントはまだあった筈…下水から行ける」

女戦士「30分で戻れるか?」

女海賊「十分!!剣士!?一緒に来て」

剣士「分かった」

タッタッタ



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