212:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 00:32:35.27 ID:s4Ww8Seh0
女海賊「お姉ぇ…少しは休んだら?」
女戦士「私に構うな…大惨事を前にして休んでなど居れるものか!」
女海賊「ドラゴンの目は暗くても良く見えるね」
女戦士「今からが魔物側の本番なのだが…やはり数が違い過ぎる…セントラルまで逃げられるな」
女海賊「森から出た後はドラゴンも全然ダメっぽいね」
女戦士「弓が多すぎて近寄れんのだな…森の方がまだ良い」
女海賊「そろそろ狭間から出てみよっか?」
女戦士「そうだな…難民の具合も気になるしな」
女海賊「じゃ出るよー」サー
剣士「月が明るい!」
女戦士「現在地を特定する…高度下げろ」
女海賊「おっけ!進行方向に灯台の光はまだ見えないからもうちょい先かな?」
女エルフ「下に光の列が見える」
女戦士「ん?商隊か?夜行しているのなら避難民が疎開しているのかもしれんな」
女海賊「あーー進路少しズレてる!セントラルはここから東の方向だ」
女戦士「…という事はドラゴン達はセントラルを挟んで向こう側だな?」
女海賊「危なく通り過ぎる所だったぽい」
剣士「東の方に小さな光が消えたり光ったり…」
女海賊「それ多分セントラル海岸沿いの灯台…何番目の灯台かなぁ結構風に流されてるっぽいぞ」
女戦士「難民が歩いて来れる距離だ…そう遠くはあるまい?」
女海賊「そだね…1〜2時間で到着するかな?」
女エルフ「みて!?千里眼のドラゴンの目」
女戦士「むぅ!目標はあの隊の中心に居るのだな?」
女海賊「うわぁ…矢をすり抜けて…うっぷ目が回るぅ」
女戦士「数千の矢を掻い潜ってドラゴンライダーが狙っているのは…アレか!!」
剣士「見つけた!!黒い馬車?」
女戦士「あれは陸戦用の戦車という物だ…おそらくアレに第2皇子が乗っている」
女海賊「あれさぁ!!鉄で出来てるよね?ドラゴンじゃ無理じゃん」
女戦士「歩兵で制圧しないとあの戦車は落とせんな…間違いなくセントラルまで逃げる」
女海賊「どうする?」
女戦士「よし…第2皇子の行先は多分法王の所だ…法王庁で待ち伏せる」
女海賊「法王庁か…なら下水から安全に侵入出来るよ」
女戦士「問題は気球をどこに隠すかだな」
剣士「下水は海の方から入れる筈」
女海賊「あーーーアサシンの船に荷物運んだ所か…そこなら人目に付かなくて良いね」
女戦士「決まりだな?海辺に気球を隠して下水から法王庁を目指す…そして待ち伏せ」
女海賊「女盗賊はどうする?探さないの?」
女戦士「それは後だ…指輪を奪い返せば戦闘も落ち着く」
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