169:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 00:07:33.06 ID:s4Ww8Seh0
---夜明け---
女海賊「…東と南の方にもドラゴンが飛んでる…やっぱり旋回してるだけ」
女戦士「ちぃ…随分広範囲で分かれてるな…的が絞れん」
女エルフ「やっぱりドラゴンは全部で8匹」
女戦士「剣士!どこら辺なのかまだ分からんか?」
剣士「目印になるものが何も無いよ」
女戦士「まだ人間と会話しているのだな?」
剣士「何かを待ってる…」
女戦士「むぅ…どの部隊と接触しているのだ?」
女海賊「もう少し高度下げよっか…」
剣士「あ!!あれは馬か?馬車が何台も来てる」
女戦士「夜行軍の部隊か!!東の方角だ…引き返せ!!」
女海賊「おっけ!高度下げながら行く」
剣士「馬車の中から…エルフが沢山出てくる」
女戦士「なるほど…捕虜の交換だな」
剣士「…歩き始めた」
女戦士「行き先をよく見ておけ救出するぞ」
剣士「馬車の方に向かってる…ん?黒いエルフ…ダークエルフとすれ違った」
女エルフ「ダークエルフと交換?」
剣士「振り返った…ドラゴンが1匹見える」
女海賊「見つけたぁぁぁぁ!!あそこ!!あのドラゴンだけ1匹」
女戦士「交渉中だ…高度下げて様子を伺う!!」
剣士「はっ!!倒れた…」
女戦士「なにぃ!!」
剣士「ナイフが胸に刺さってる…ダークエルフにやられた」
女エルフ「ああぁぁ…マザーエルフ様!」
女海賊「ドラゴンが火を吹き始めた!!やっぱりあそこ!!」
剣士「逃げて!!逃げて!!早く!!うぁぁぁぁぁ」
女戦士「弓のギリギリ射程外まで下げて近づけ!!」
女海賊「やってる!!」
女戦士「こちらを見つけたな!?女エルフ!!弓で応射しろ!!」
女エルフ「…」ギリリ シュン
女海賊「お姉ぇ!!これ以上高度下げれない…危険すぎる」
女戦士「とにかくあのハイエルフを追え!!」
女海賊「こんな高さじゃ降りらんないよ?」
剣士「…」ダダダ
女戦士「剣士!!何をする!!」
女海賊「ロープ?」
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