勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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148:名無しNIPPER[sage]
2020/09/14(月) 23:55:13.62 ID:JwosRg690
女戦士「あそこの林に降りろ」

女海賊「おっけ!剣士!?縦帆を畳んで!!」

剣士「えーと…このレバー回すんだっけ?」

女海賊「そうそう…終わったらロープ持って先に飛び降りて近くの木に結んで!?」

女エルフ「私も手伝う…」

女海賊「助かる」

女戦士「降りたら暗くなるまで気球に木の枝を詰めるだけ積んでおけ…木材なら尚良い」

女海賊「そうだね私は食材探してくる」

剣士「女エルフの方が鼻が利くから連れて行って」

女海賊「おっけ!あんたさぁ弓で川魚射れる?」

女エルフ「得意」

女海賊「よっし!日が暮れる前にさっさと終わらすぞ!っと」


フワフワ ドッスン


女戦士「すぅぅぅぅ…はぁぁぁ…久々の森の空気…良い物だな」

剣士「ずっと砂漠に?」

女戦士「なかなかシャ・バクダから離れられなくてな」

剣士「アサシンは戻るのに早くて3か月と言ってたけれど…」

女戦士「私の父に会いに行ったのだろう?それだけなら1〜2か月の筈なのだがな」

剣士「ミスリル銀を取引するのだとか」

女戦士「知っている…それは特殊な銀で非常に希少なのだ」

剣士「武器を作るのに使う?」

女戦士「そうだ…特殊な音が鳴るのだ…その音は目に見えぬ物を切る」

剣士「目に見えない?」

女戦士「こう言えば分かるか?例えば縁を切る…絆を断つ…志を断つ…そういう物を切るのだ」

剣士「そうか…魂のつながりを切るのか」

女戦士「理解が早いな…正直私には良く理解出来ん」

剣士「アサシンは憎悪を浄化すると言ってた気がする」

女戦士「もしも魔王が居たとするなら憎悪の魂を断つ…そういう事だろうな」



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