勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
1- 20
143:名無しNIPPER[sage]
2020/09/14(月) 23:52:15.07 ID:JwosRg690
女戦士「夕日で砂漠が赤い海の様だ」

女海賊「一気に高度上げるよ!?剣士!!鉄板の上で火を起こして!?あんた魔法使えたよね?」

剣士「あ…うん」

女戦士「ほう…魔法を使うタイプのエルフなのか…見せてみろ」

剣士「火炎魔法!」ボウ メラメラ

女戦士「真近で見るのは初めてだ…手の中から炎が出てくるのは不思議な物だな」

女海賊「あんたも便利な男になったねぇ」

剣士「女エルフのおかげだよ」

女戦士「外を見てみろ…数百のオアシスが見渡せるぞ?」

女エルフ「…オアシス群の中央にあるのは?」

女戦士「かつての火の国シャ・バクダ遺跡だ…我らのアジトはそこら界隈を転々としているのだ」

女エルフ「この砂漠が全部森だったなんて信じられない」

女戦士「下にある今のアジトの場所は良く覚えておけ…何かあった場合はそこが集合地点になる」

女海賊「どれくらいあの星の観測所を使う予定?」

女戦士「そうだな…アサシンが戻るまでは持たせたいな…望遠鏡を見せてやりたい」

女海賊「アサシンは星になんか興味あんの?」

女戦士「星ではない…アサシンが探していたもう一つの遺跡の入り口を発見したのだ」

女海賊「お!?それは喜ぶかも!!もう行った?」

女戦士「さすがに一人で行く勇気は無い…あそこは呪われているのでな」

女エルフ「太陽が又昇ってる?」

女海賊「フフフフフ高度を上げるとそういう風に見えるのだ!!世界は丸い証拠なのだ!!」

女エルフ「え?…」

女海賊「エルフに勝った!!あんた達が森に引きこもってる間に私は世界を見てきたさ」ドヤ

女エルフ「これが私たちが住んでいる世界…」

女海賊「もう直ぐ雲の上に出るよ…毛布に包まっときな!ちょー寒いから」

女海賊「風向きが変わる!!剣士!!このロープ撒いて!!風に乗る」

剣士「えーと…回せば良い?」ドギマギ

女海賊「最後まで撒いて!!ちょいと傾くよ!?」


ビョーウ バサバサ



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
971Res/1529.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice