117:名無しNIPPER[sage]
2020/09/14(月) 23:36:22.70 ID:JwosRg690
『翌日』
ブルル〜 ガフガフ
女海賊「ふぁ〜あ…おはよう…馬の機嫌は?」
剣士「2匹とも良い」
女海賊「そりゃ結構!牧草食べ終わったら出発出来る?」
剣士「多分ね…女エルフを気に入ったみたい」
女海賊「んん?馬のくせに?」
剣士「馬は人間が思ってるよりずっと賢いんだよ」
女海賊「女エルフはどこ?」
剣士「馬とお話してるよ」
女海賊「もう歩けるの?」
剣士「やっと傷は塞がった」
女海賊「あれからずっと回復魔法してたの?」
剣士「うん…」
女海賊「女エルフ!!無理しないで横になってて?傷跡を見せて?」
女エルフ「ごめんなさい」ヨロ
女海賊「あ…あんた…悔しいケドめっちゃ綺麗ね」
女エルフ「言われて悪い気はしないけど…そう見えてるだけよ」
剣士「僕には二人とも同じくらい素敵な人だよ」
女海賊「目を閉じればおんなじかぁ…ほら傷見せて?」
女エルフ「…」ソロリ
女海賊「おおぉ傷が塞がってる…でも死んだ骨が再生するのはまだ時間が掛かる感じかな?」
妖精「出発するよ〜」
ヒヒーン ガラゴロ ガラゴロ
女海賊「妖精とウルフ、ドワーフにエルフ…全員魔物じゃんwwwwww何このパーティー」
女エルフ「剣士はウルフというよりも私と同じハーフエルフ」
女海賊「やっぱそうなん?」
女エルフ「ほら?私の耳も小さい」
女海賊「本当だ…でもちょっと尖ってるね」
女エルフ「妖精から剣士の話を聞いたの…ウルフに育てられたって」
女海賊「そういや詳しく聞いたことなかったっけな」
女エルフ「目の無いハーフエルフの事…私知ってる」
剣士「え!?マジで?」
女海賊「…あんたさぁ!私の真似やめて」
女エルフ「私がまだ小さい頃…」
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