6: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:04:02.84 ID:AgSNqDxh0
風呂
星梨花「ここがお風呂ですか」
P「ああ」
お互い服を着てるとはいえ、ふたりっきりでお風呂にいると気まずいな。さっさと教えて退散しよう。
星梨花「ここはひょっとしてワンちゃん用のお風呂ですか?」
P「違うよ!」
星梨花「ごめんなさい……わたしの知ってるお風呂と違ってて……」
そういえば星梨花は世間一般を知るために住み込み始めたハズだ。多少の勘違いは仕方ないだろう。
P「ここにスポンジがあって、ここに洗剤ね。あとはこれはシャワーってこれぐらい知ってるか」
星梨花「もちろん知ってます! ここをこうやって」
そう言って星梨花はシャワーのひねりを回した。シャワーの方向も考えずに。
星梨花「きゃっ! 冷たいです!」
シャワーは無慈悲に星梨花に向かって降り注ぐ
P「だ、大丈夫か?」
俺は急いでひねりを戻した。
星梨花「うう、ごめんなさい。失敗しちゃいました」
P「いやよくあることだから気にすんな」
俺だってカランとシャワーを間違えたり、スプーンを洗うときに水を飛び散らせたり失敗はある。って!
P「……!」バッ
星梨花「どうしたんですか?」
P「星梨花、服!」
星梨花「きゃっ!」
星梨花は急いで背中を向ける。だって水で服がぴったりとくっつき、その、下着が透けて見えてしまったから。
頭にこびりついた、キャミソール型の下着を忘れようと目をつむるが、手が滑って脳内保存フォルダに入れてしまった。
星梨花「ごめんなさい。ドジふんじゃって」
P「ううん、俺もはかどったからいいよ」
普段はぴょこんとしたツインテールが濡れて頬や首元に張り付いてるのにドキドキした。
星梨花「はかどる?」
55Res/40.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20