42: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:48:16.82 ID:AgSNqDxh0
駅
この時間になれば駅の利用者も減ってくる。とはいえ帰宅中であろうサラリーマンもいるな。
育「今日のイルミネーション本当にすごかったよ。また連れて来てね」
P「ああ、お安い御用さ」
???「もしかして育か」
帰宅途中であろうサラリーマンに声を掛けられた。
育「あっ、お、おとうさん」
父「こんな夜中に出歩いて何をやってるんだ。今日は桃子さんのところ泊まると聞いたが、嘘ついたのか」
ジロリとにらまれる。
P「いや俺、というか僕、桃子の兄なんです」
父「そうだとしても、こんな時間に育を外に連れ出すのはおかしいですよね。怪我や迷子、はたまた行方不明になったとき責任はとれますか?」
思わず閉口してしまう。俺の認識が甘かったんだ。
父「あな方のご家庭には後ほど連絡をいれておきます。ほら育、帰るよ」
育は俺の方へ手を伸ばしたが、それを受け取ることができなかった。
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