19:名無しNIPPER
2020/09/17(木) 17:23:07.75 ID:CzKKUvBmO
この変装も、彼がプロデューサーとして修羅場をくぐり抜ける中で培ったモノなのである。
プロデューサーとはただ、アイドルをプロデュースするだけではない。時として火の中、水の中、森の中、土の中、草の中、はてまたアノール・ロンドや深淵の中、ロボット同士の戦闘の中ですら突き進まなければならないのである。そしてその修羅場が、今日の彼を作り上げたのだった。
そんな彼を見て、双葉杏は思った。
(この姿を凛ちゃんが見たらどうなるんだろう)
おそらく千年、いや万年の恋すら醒めるほどのショックをうけるだろう。いやでも、かなりこのプロデューサーに懐いている子だ、頑張って乗り越えてしまいそうな気がする。正直怖いもの見たさで見たいという気持ちが襲ってきたが、抑え込んだ。
「みんな〜!ヤクルトいかが〜?」
変装をした歴戦の男が、潜入を開始する。
31Res/17.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20